毎年、“レットミー ディサイド”をテーマに職員研修会を開催しています


レットミー ディサイド”とは、
病気や事故などで意思表示ができなくなったときに備えて、自分が希望する治療の基本方針、大切に思っていることなどをあらかじめ文書(事前指定書)に記しておこうという運動です


事前指定書
という「形」がなくても、患者さんやご利用者、ご家族の「思い」を深く知り、その思いに沿うように努めることは、私たちの日常にあふれています

今回の勉強会では、そのような日常のなかで、思いを知るために取り組んだこと、きちんと思いに沿えたこと、悩んだことなど3つの事例を発表し、それをもとにディスカッションを行いました

発表者は、
サービス付き高齢者向け住宅ファインテラスせいじの 看護師 小川さん
訪問看護ステーション城西 看護師 柴山さん
青磁野リハビリテーション病院 社会福祉士 宮嶋さん
座長は、金澤理事長です。

LMD職員研修


キーワードは「家族復帰」

「在宅復帰」という言葉はよく聞きますが、「在宅」にこだわらずとも、大切なのは「家族」に戻るということではないでしょうか。
十分に話し、思いを理解されたご家族の言葉は、ご本人の言葉を代弁できるのではないでしょうか。


私たちは、ご本人・ご家族の思いを傾聴し、「家族復帰」を支援できるよう取り組んでいきたいと思っています